合格体験記2

『小6の11月まで野球と受験勉強を両立させて、第1志望の芝中に合格!』Wコース生(4教科 週2回×3時間)

息子は小3から地元の少年野球チームに所属し、土日の早朝から夕方まで練習も試合も休まずに野球に励んで来ました。
中学受験に対する我が家の方針は、野球も勉強も最後までやり通す。だから、土日に授業が無く子供のペースに合わせて勉強を教えていただける家庭教師はぴったりと当てはまりました(大手の集団指導塾だと、5年生になると週末は授業やテストが過密になり、 スポーツや習い事を断念せざるをえないと聞いていたので)。
 4年生の夏からお世話になりましたが、5年生までは、
①出された宿題は必ずやる、②習った内容は必ず復習・分からなければ必ず質問、③日が経ってから再度復習、
と言う勉強の仕方と基礎をじっくりと教えて頂きました。勉強のペース配分としては、土日は野球があるため時間がとれないことから、 平日に一週間分のメインの宿題・復習をやりきるという決め事で進めて行きました。(土日は夕方疲れて帰って来た後は、一時間以内 で終わる教科を対象にしました(漢字、社会、暗記もの等))
 6年生になると、勉強量が格段に増えるなかでも、従来の決め事を緩めず、ひたすら平日に集中してこなし、 出来なければ野球の練習に参加させないと、息子には罰則(?)を作りました。(幸いにも、罰則が発動されることはありませんでした。先生の、息子のペースに合わせた上での必要最低限の勉強法&基礎学力定着のお蔭で、 時間が無い中でも実力をつけることが出来ました。
結局、野球は6年生の秋季大会が終わる11月中旬まで続けました。もちろん、この頃は、息子も午前に模試、午後から試合や 練習に参加という日もありました。また、23時半過ぎまで頑張り、翌日は早朝6時から練習や試合なんて日も多々 ありました。でも、チームに対する責任もあってか本人は野球を休みたいとは一言も言わず、笑顔で少年野球を引退しました。ただ、試合で結果が出ず、疲労が重なって勉強も予定通りに進まないという負のスパイラルに陥り、精神的に追い込まれた時期もありましたが、心が折れそうになったときは先生からの叱咤激励もあり頑張りました。
追い詰められた時こそ、自分と正面から向き合って、何が何でも最後までやり抜くんだという強い意志を持つことが最も重要だと学ばせて頂きました。
 1月になると、本人自身の強い意志と勢いを維持して、無事に予てからの第一志望だった芝中学に合格。受験校は全て合格という嬉しい結果となりました。
大手の塾に居たら、ここまで息子の性格や日々の状況を理解して勉強法やメンタルケアをして頂けなかったのではないかと思っています。親子共々、先生に感謝の気持ちでいっぱいです。今は、真新しい制服に身を包み、毎朝元気に楽しそうに通学しております。 中学でも勉強と野球を両立させるんだと張り切っております。本当に有難うございました。

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